12/8(土)千葉市文化センター(千葉県千葉市) 脩一朗&大地 千葉公演
この日は朝から風が冷たく感じましたが、次第に穏やかな日となりました。 2年ぶりの千葉公演で、メンバーも普段より早く楽屋入りして気合が感じられます。リハーサルも順調に終わり、本番前の久保木脩一朗の「明るく元気に楽しくやろう!」 といういつもの掛け声でいよいよ開演です。 しかし、4曲が終わったところでハプニングがありました。 舞台転換の為スタンドに掛けてあった脩一朗の津軽三味線が倒れ竿(天神)部分が折れて しまいました。 凍りつくメンバー、そしてお客様からも驚きの声が漏れる中、楽屋へ戻り修復につとめ る脩一朗。その間「何とかするリーダーですから心配ないですよ」と久保木ユキ子はお話を続け、米谷和修さんの尺八ソロ弾きで、場つなぎを……。ありがたいことに、何とか津軽三味線を繋ぎ合わせ舞台に登場して来た時には、拍手がわきあがりました。 そして舞台最後のご挨拶で40年以上舞台に立っていますが津軽三味線を本番中に折っ たのは初めてであることと、アロンアルファ(瞬間接着剤)とセロハンテープで止めて 演奏したことをお伝え致しました。 お客様が客席から出られる時も、舞台に置いた脩一朗の津軽三味線を見に来る方々も多 くいらっしゃいました。 ご心配をお掛けしましたが、無事に予定全曲演奏ができてほっとしました。 打上げでももちろん話題の中心は、この出来事でした。
当日の曲目
北の大地
津軽五大組曲
秋田仙北荷方組曲
手毬の舞
琉球の花
想幻〜心の中の河より
黄河
江差の四季
乱れ舞
躍絃
アンコール曲:吹雪
CAST
久保木脩一朗 久保木ユキ子 田中啓一朗 鈴木一如 上島和一朗 (以上、津軽三味線)
尺八・篠笛:米谷和修
和太鼓:荻野哲也
STAFFS
Stage supervisor:S.Nakamura Lighting operator:K-Akimoto P.A.Chief operator:K.Oikawa(P.A.L.) Artist management:Y-Iizuka