脩市郎&大地
 朝方からダッカ地方では珍しいと言われる雷雨でした。時折ホテルも停電になり、復帰するものの電話やテレビが不安定になるという経験をしました。しかし、午前11:00、一行が出発する頃には、雨は完全に止みました。気温は25度を超えていましたが、蒸し暑くなるのでは?と思いましたが、それほど暑くは感じませんでした。

 ベンガル人で、この日ジョイントする出演者の一人から食事のご招待を受けており、大使館のバスにて約束のインド料理店に向かいました。
昨日に引き続き、小林大使のほか各大臣も同席されて、ここでも手厚いおもてなしを受けました。
食事は全体的に辛いのですが、食べ進む内になじみ美味しくいただき、一行は満足。
約20名ほどでの会食を終え、ダッカで一番のお土産店に行く事になりました。

 16:00に博物館に入り、楽屋の準備・サウンドチェック・リハーサルと進んでいきました。
昨日、本番があっただけに、現地の音響さん・照明さん各スタッフも理解して頂いて、今回はとてもスムーズに行き、気持ち良く完璧なコンサートをする事が出来ました。
しかも、なかなか鳴り止まない大観衆の大きな拍手には、苦労して地元の皆さんとジョイントの練習をしてきた成果が報われた思いと、今日でバングラディシュ公演も終わりになるのかと思うと、胸に込み上げてくるものがありました。
せっかく仲良くなり、ジョークも通じるようになったのにもかかわらず、明日で別れかと思うと、とてもつらく、寂しいものがありました。
 感動を与えてくださった、大使館の方々を含め、ジョイントしていただいた音楽家の皆さん、通訳の皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。 ここ、バングラディッシュは、面積が日本の1/3でありながらも、人口は日本の2倍。観光地としてはあまり外国人は来ないようですが、とても心あたたかな人々がいる国だということがわかりました。 公演
公演データ
会 場 ダッカ国立博物館ホール
入場数 750名 大使館主催 無料
本 番 18:45〜20:00
曲 目 M1 吹雪
 M2 二人羽織
 M3 鶴の巣篭もり(尺八solo)
 M4 琉球の花
 M5 荒城の月
 M6 大地の乱れ舞
 M7 ショナル・バンナイロ・ナオ(現地の曲)
 M8 日本の四季メドレー(現地とジョイント)
 M9 大地(現地とジョイント)
 M10 躍絃



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